先週、子の権現を目指している途中でトラブルが発生して引き返してしまったのですが、今週はその子の権現に再チャレンジということになりました。
秋ヶ瀬公園で待ち合わせ……だと思ったら、Tさんが秋ヶ瀬合流ということだったみたいで、ボケッと待ちます。
7:30、全員集合して早速スタート!
しかし、微妙に湿度が高いなぁ(´Д `;)
今回のルートは、荒川CR〜入間川CRを走り繋いで飯能市内に入るコース。
一般道を走るよりも距離は伸びるんですが、ストップ&ゴーが極端に少なくなるのと精神的に楽なこともあって、あっという間に到着した感じがしました。
確かにみなさんこのルートで行きますよね……。
コンビニで補給を取ってから太三郎さんを先頭に一路、子の権現を目指して走ります。
出来上がったばかりのウイングジャージを着て意気揚々のAさん。
しかしこのあと彼の顔から笑顔が消えるとは……(笑
子の権現の入り口手前までやってきました。
写真を撮らせてもらおうと思い、ちょっと停車。
が、このとき実は左足の太ももに違和感を覚えていました。
うぬぬ、このまま走り出して大丈夫かな……。
なんて不安とは関係なく、斜度がきつくなってきたあたりからあっという間に息切れ。
足がツるとか以前の問題です(苦笑
Tさんと太三郎さんの姿はすでに見えなくなり、私は100m上っては足つき→写真撮りながら休憩→また100m……という具合。
3回目の足つきをした後はもう上りきれれば何でもいいや状態になっていて、写真撮影に没頭していました(^ω^;)ッテイウカ、ノボレナイヨ
……やっぱり体重絞ろう。せめてあと10kg。
そんな感じで撮影をしていたら、後ろからすごい形相でヨタヨタと上ってくるAさんの姿が。
「大丈夫〜?」
「ツライっすー!!」
……本当につらそうだ。
声を掛けたあと、私もぜーぜー言いながら再び100mほど進み、「子の権現まであと1.5km」と書かれた看板の前で再び休憩です。
数分後、再びAさん到着。
「……えっ、入り口から300mしか来てないんですか?……マジっすか!」
マジです(笑)
「すいません、俺、ギブアップです」
ええええ、は、早いよ!(´д`)ワタシモイッパイイッパイデスケド
この後Aさんは押しを入れながら上ってきました。
さすがに私は先に行った二人に言い訳できそうにないので(^^;、クリートを掛けて10km/h弱でちょっとずつ走り出しました。
ですが、日陰部分はコケが生えてたり、染み出しがあってツルンツルン状態。
一度クリートをはずすとリスタートできるか微妙なポイントも。
結局、コンクリになっている最後の上りは押しあがりました。
コレは無理…… orz
二人に10分以上遅れて到着。
ヒー。
……本当に体を絞ろう。
せっかく来たのですから、子の権現参り。
はぁー。結構いっぱいいっぱい。
かと思ったら、さっきまで暗い顔をしながら押しあがっていたAさんはこのテンション(笑
いやぁ絶景……なんですが、ここ上ってきたのかと思うと、そりゃ確かにツライです。
子の権現は健脚にご利益があるということもあって、巨大なワラジや下駄が。
お参りを済ませて、さてさて下りますか〜という話になりました。
……しかしまさかこの時はあんなことがになるなんて思いもせず。
自転車のところに戻ると、なぜか熊蜂が私のハンドル周りをペロペロ舐めています。
……手からなんか出ているのだろうか?(´Д `;)
そして北側へ。
最後のコンクリを押しあがったときに壊れたのか、左側のクリートの入りがえらく悪い(苦笑)
また交換か〜。
とりあえず、駐車場で事前に打ち合わせ。
南側があまりにも滑りやすかったので、慎重に降りましょうということでスタートしました。
幸いあちらほど染み出しはなかったのですが、砂や枯葉が路面に散らばっているので、かなり怖い。ブレーキ握りっぱなしです。
パンパンと石を踏んで跳ねるたびにビクビクしていましたが、しばらくして後ろのほうから「パァン!!」という炸裂音。
あー、後続の誰かがバーストしてる。
一応前を行く太三郎さんに声を掛けます。
「後ろでバーストっぽいです〜」
その直後、オートバイが上ってくるのが見えたので左に避けつつコーナーを曲がると……。
突然、前を走っていた太三郎さんのハンドルがあらぬ方向に!!
次の瞬間、右前へ太三郎さんの体が飛んでいきました!
落車ーーッ!
車間は取っていたのですが、次のコーナーへの入り口でしたので対向車が怖くて(前に走り抜けて行ったオートバイが頭をよぎって)右側に避けられず、やむなく左側の路肩へ突入。
幸い、柔らかい土と草木だったので私は左腕を少し切ったくらいで、大きなダメージを負わずに立ち上がりました。
うん、車体にも問題なさそう。
そして振り返って太三郎さんに声を掛けますが、どうも様子がおかしい。
「……あー、鎖骨イキました」
マジっすか!!
確かにジャージを見ると右肩部分にぶつかった跡が。
ひとまず路肩に寄せて、車体のチェック。
大きなダメージは無いので自走はできそうでしたが、これは……。
そういえば、後ろでバーストもしていたんだった、と振り返ったら、Aさんの前輪がサイドカットしてました。んぐぐ。
AさんのほうはTさんに任せて、私は太三郎さんとひとまず一般道まで出てこの後の対応を話します。
救急車を呼んだほうがいいだろうという話になったんですが、あいにく携帯電話は圏外。
ぐっ……。
後続の二人が合流したところで、一番近くにあった民家にお願いして電話を借り、タクシーで駅前まで出るという方法を取ろうかという話になりました。
幸いにもそのお宅で親切な対応を(お茶とお菓子まで出して頂いて)していただきました。
地獄に仏とはまさに。
しかし、どうも空模様が怪しい。
確かに今日は夕方から雷雨という予報でしたから、コイツはどうも……。
自走できない太三郎さんはそのお宅で自転車を預かってもらいタクシーで駅へ、私たち3人は帰路につくためリスタートとなりました。
選択できるルートは2つ、299号線へ出るか、天目指峠から名栗へ出るか。
太三郎さんと民家の方のアドバイスもあり、交通量が多くて渋滞気味の299号は避けて名栗へ向かいます。
しかし子の権現でダメージを受けてる体に1kmちょっととはいえ峠道は結構きつく……ここでも足つきしながら上りました。
Tさんはまだ上れそうな感じでしたが(^^;
峠を越えて下りに入りましたが……この下りが染み出しだらけでズルズルして怖かった(汗
下りきって、とにかく食事を!
と、ターニップへ飛び込みます。
今日来たサイクリストは2人だけだったとのこと。
「ちょっと天気怪しいですもんね」と言われた直後、土砂降りです。
あ、あぶねぇ〜〜!
ギリギリセーフだ。
タイ風カレーを食べながら、雨が止むのを待ちます。
40分後、小康状態になってこれなら行けそう。
ボトルに水を分けてもらい、路面が濡れているので慎重に名栗線を走ります。
この時点で15時10分。
これなら都内には18時半くらいにはつけるかも……。
そんな期待はあっさり打ち破られるわけですが、このときは知る由もありません。
飯能市内までは何事もなく、入間川CRの入り口を探してちょっとだけ迷走しましたが、CRへ入ってしまえばあとは一本道。
3人とも少し気分が楽になっていました。
……が。
川越に入ったあたりで、再び雨が!
「どこかで雨避けましょうか」
「そうっすね〜」
なんて会話もしていたのですが、しばらく走って空を見る限りだと雨が止む様子はありません。
それを待っていたら、夜中になりそう。
これは走るしかない……とCRを走り続けます。
そして問題の入間大橋手前3km地点。
雷鳴と共に、超スコールが!!
ま、前が見えないぃぃぃっ!!
雨粒がいてぇぇぇっ!
何でこんな雨の中を走っているのか、その様子を考えると自然に笑いがこみ上げてきました。
テンションあがりすぎ(-ω-)
入間大橋からTT区間を走ったときがヤバすぎました。
横風+豪雨でいつ飛ばされても不思議がない状態。
すでに右手の入間川は増水してすごいことになってます。
そんな怖いもの知らず(無謀ともいう)な走行をしていた私たちでしたが、上江橋に来たところで、さすがに身の危険を感じて橋の下へ退避。
雷、落ちすぎ!!
さえぎるものが何にも無い土手の上を走れるとは思いません!!(´・ω・`)
しかも、これから橋を渡って向かおうとしていた左岸方向にガンガン落ちてるじゃないですか!!
10秒間隔くらいで落ちてます。シャレにならない〜〜〜!!
このまま橋のしたで30分ほど停滞。
……ですが、雷が収まる様子がない(涙
そのとき、西側の空が明るくなってきたのを確認し、左岸を走ることをあきらめて右岸側の一般道を走って都内を目指すことになりました。
それにしても、走りづらいよぅ……。
西の空に夕日。
うお、まぶしい〜と思ったら、二重の虹が!!
スゴイ……。
志木側へ抜けて、そこから秋ヶ瀬橋へ。
時間は19時10分。
何とか荒川CRに復帰できました。
はーーっ帰れるぅ。
真っ暗闇でしたけど(苦笑
その暗い東の空では、雲の中を数十の稲妻が走っていくという幻想的な雷がたびたび見られました。
なんというか、今日はイベント多すぎるよ!!
戸田橋でTさん、新荒川大橋手前でAさんと別れて私も帰路につきました。
携帯をみると太三郎さんからメールが。
タクシーを使って飯能の形成外科へ向かったようで、なんとかご帰宅されたとのこと。
しかし、
「やっぱり折れてました(涙」
の一文が orz
そして今日、自転車をチェックすると……リアがパンクしてるorz
とりあえず、全員帰宅できて良かったです……。 |