ヘルメットにカメラをマウントしよう計画、完結編です。
前回までの試作で作ったマウンター。
L字金具を曲げて、マジックテープをつけてヘルメットへ固定しました。
これを元に、あたらなマウンターを作成します。
買ってきたアイテム類はこれ。
強力マジックテープ、厚手のスポンジゴム、薄いゴムシート
ミニ三脚、ゴムパッキン、結束マジックバンド、L字金具、カットワイヤー。
計2,437円+三脚代也。
三脚は、HAKUBAの3段小型三脚eポッド2を使いました。
まず、三脚をバラします。
三脚のネジですが、最初に付いている物はL字金具に固定する時に長さが若干足りません。
ですので、ネジだけは別に用意する必要があります。ホームセンターなどで売っている一般的なミリネジです。
L字金具は、若干長めのものに変更しました。
理由は、雲台の位置です。
試作版では、Xacti(DMX-CG10)を装着すると高さがありすぎて、視線に違和感がありました。
そこで、若干下のほうへ移すことにしました。
L字金具ですが、ヘルメットの形に合わせて曲げなくてはいけません。
万力がある方はそれを利用するのがスマートですが、何故か万力がない我が家(笑)では、スチールラックの隙間をつかって金具を曲げます。
長いものの加工には、この方法が案外便利だったりします。(^^;
こんな感じになります。
ヘルメットの形状に合わせて、曲げる角度は調整してください。
形が決まったら、L字金具に雲台を取り付けます。
この写真ではかなり内側に寄せてつけていますが、最終的に多少外側につけた方が収まりが良くなりました。
実際にカメラを取り付けて、角度や高さを確認します。
これでマウントステーの加工は終了。
マウントステー角度が決まったら、マジックテープを貼って実装します。
ヘルメットの窪み部分にゴムパッキンをカットして取り付け、その上にマジックテープを貼ってステーの後ろ側にもマジックテープがつけられるようにしました。
が、どうもこの位置は按配が悪く浮いてきてしまったので、もう一段下の窪みに取り付けることにしました。
更に、Xacti本体とステーの間にゴムパッキンを一枚挟みます。
こうすることで、(特に下りの)振動で雲台の角度が変わり過ぎない&ショック吸収することを期待します。
さらに、試作版では脱落防止にプラスティックの結束バンドを使っていましたが、マジックテープ式のものに変えて、より脱着がし易い形にしました。以前のバンドだとヘルメットが削れて凹んでしまうので、それを防ぐ目的もあります。
カメラ自体の脱落防止に、カットワイヤーで繋ぐことを考えたのですが、一番短いケーブルで45cm。実際につなげてみると、長すぎて逆に危ない。
そこで、携帯ストラップを改造して金具に取り付けることに。
……切れなきゃいいけど(- -;
そして問題の一品。
液晶ガードです。
以前のXactiは液晶を閉じた状態で録画が出来たらしいのですが、CG10では閉じてしまうと節電モードに入ってしまいます。
そこで(液晶面が外側に出る形に)裏返して折りたたんで使うのですが、左側面に液晶がむき出しになってしまい、何かの拍子でアタック→割れるが容易に想像できます。
一応液晶保護シートは貼っていますが、キズ防止程度ですし……。
液晶ガードを自作することにしました。
といっても、そこまで大げさなものではなく、薄いゴムシートに結束バンドを取り付けたもの。
カメラに巻きつけて液晶面がむき出しになるのを防ぎます。
うーん、どうなんだろう?(苦笑)
ヘルメット自体にも少し手を加えました。
どうしても動いてしまうヘルメットを少しでも固定しようと、スポンジゴムを隙間に貼り付け。
これはそれなりに効果があったようです。頭を振っても以前ほど動きません。
……その代わり暑さは増したと思いますが(涙)
では、試走の様子をどうぞ。
実際には60fpsで録画していて、かなり滑らか。
(youtubeだとどうしても30fpsになっちゃうんですよねぇ)
視線もライダー目線に近く、かなり良好です。
どうしても路面の段差などで揺れが出ますが、これなら酔わないしハンドル固定でもおそらく同じかなーと。
《追記》鹿浜橋の路面はデコボコなのと、車の振動でかなりウネっているので、縦揺れが大きくなってます。
これはちょっと楽しみになってきました。
以上、ヘルメットマウンター自作記、でした。
なお、今回のマウンター作成ではこちらやこちらのページを参考にさせて頂きました。ありがとうございます。m(_ _)m
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