3年ぶりにメインPCを入れ替え中の元パソヲタ野郎が、自転車生活な日々を綴っています。
 
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荒川上流方面へのツーリングルート(アプローチ編)

2009年 スーパーマウンテンバイクカップの写真集はこちらから。

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2007年10月07日
松郷峠を歩いて下る……の巻



Wing122で知り合ったふく君と峠に行こうという約束を果たすべく、連休真ん中の日曜日に松郷峠〜定峰〜白石峠というルートを想定して出発です。

あいにく私は山側に行ったことがないので、ふく君の案内でスタート。
Wingの山口さんから「彼はツーリング派だからスローペースですよー」と聞いていたので、それに合わせてゆるーく走ります。
LUPOが前のままであれば、そっち使いたかったんですけどね(´Д `;)



右岸を太郎衛門橋まで進む話だったんですが、上江橋で私がアンダーパスを突っ切ったおかげで何故か左岸を進む羽目に(笑
彼はこっちに来たことが無かったみたいで、「変化があって面白いですね」と言ってましたが、いきなり道に迷いそうになって申し訳ない(^^;

いつもなら寄っていこうと思う榎本牧場もサクッとパス。


対岸から見る本田エアポート。
ツェッペリンNT号が係留されていました。
なかなか流麗なフォルムで素敵。


やっとこ太郎衛門橋に到着しました。
AM8:30、ふく君の予定より早く着いたみたい。


お腹が空いたので薄皮あんぱんを食べながら、この後の予定を話します。
左側がふく君のパナソニック製クロモリのレストアロード。
ホリゾンタルフレームが横にあると、私のFASTBACKのスローピング具合が際立ちます。
やっぱホリゾンタルいいなぁ……。



太郎衛門橋を下って山の方へひた走ります。
微妙に向かい風なので、風除けにしてばっかりじゃ申し訳ないので前に出ましたが、決してペースが遅くて耐え切れなかったんじゃないですからね(^^;>ふく君



そろそろ上り坂が始まったなーと思ったあたりで、ふく君がペースダウン。
「脚に乳酸溜まっちゃいましたー」

ありゃ。

そんなわけで、すこし休憩。
それにしてもまだ乳酸が溜まるほどの坂道はないよな〜と思って、彼の自転車を持ち上げてみたら……重っ!!

な、なんて重さだ!
フレームだけで3kg以上あるね、これ(´Д `;)
納得です。
回復するまで休みましょう。


私はというと、何故か目の前にあった「男のコンビニ」って書かれた自動販売機ゾーンへ。
すげー、懐かしい。こんな本の自動販売機、昔ありましたよ〜。

……でも看板にジュースって書いてあるのに何も置いてない(´・ω・`)ションボリ
ドリンク補充できると思ったのに。


ふく君復活の後、ちんたらぽんと坂を上って西平のセブンイレブンに到着。
そうしたら後から後からロードレーサーの群れが。

TIMEにコルナゴにTREK……すげー、みんな100万円近いロードばっかり。
ホイールもBORAとか、前輪だけで私のFASTBACK改が買えそうな人もいます。

それを横目に松郷峠を目指します。
走り始めこそ緩い坂でしたが、ちょっとずつ斜度も厳しくなっていき、ふく君は今回導入したトリプルのインナーにギアを落とします。
私のFASTBACKは52/39のチェーンリング、12-25Tのスプロケで貧脚の私にはちょっと辛い。
上りきれるか不安です。

ふく君が「先行ってください〜」という状態だったので、気合を入れて上り始めます。
後ろ3枚を残した状態でシッティング。

ダメだ、一つ落とそう。カチッ。

もう少し踏み込む。速度は20km/hを切る。
ダメだ〜、さらにもう一枚。カチッ。

見上げるほどではないですが、坂はまだ続きます。
ははは……こりゃ体を絞り込まないと( ノ∀`) アターー

ラスト25Tを残した状態で上りきろうと頑張りましたが、つぎの坂で限界。
結局全部使い切ってしまいました。
うーん。
これはこの先が不安だ……。

と、思ったあたりでシッティングのまま坂が終わりました。
もう少し続くかと思ったので、意外な感じでした。

さあ後は下りかー。
んじゃちょっくら、行ってみますか!

と、アウターにギアを入れて下りはじめました。
一つ目のカーブを曲がり、「もうちょっとイケるなー」なんて思ったあたりでまた急なカーブが。
おし、曲がろう……とブレーキを握りましたがイメージ通り減速しません!!

げっ、スピード感がおかしい……!!
やばい、リアも握り込まないと間に合わない!!


スザーーッ!!


そう思ったときは既に林の中。
慌てて起き上がり、身体のダメージをチェックします。
立ち上がれるし、腕も脚も動く。頭を打った様子もない。

……はぁ。助かった。
いきなりの落車でビックリしましたが、何事もなくてよかった。

ハハハ、良い日記ネタができたぜー。


……と、このときはノンキにカメラを取り出して自転車を撮影。
タイムスタンプはAM11:17。
周りをみます。
……だれもいない。良かった、落車の瞬間は見られてない(゚∀゚;

じゃ、何事もなかったように下りはじめますか……。

あれ?
なんかヘンだ……。どうして進まない……??

クリックすると大きくなります。

げぇっ、ホイールがぁっ!!
ゆ、歪んでるぅぅっ!!

(写真はいろいろ試した後なんでホイールの左右が逆についてます)


ノンキな気分が茫然自失です。
自走できそうにありません。
はぁ……どうすりゃいいんだろ。

ボーッとしていると、ふく君が下ってきました。
私の自転車を見て彼も呆然。
「町まで2kmくらいですから、押して降りましょう」
地図を調べてくれた彼の提案に従って押しております。
つき合わせて一緒に歩かせてホントにゴメン>ふく君

かくいう私もSPD−SLのシューズで歩く羽目になるとは思ってませんでした。

なんとか自転車屋を見つけて覗き込みましたが、ママチャリを扱っているお店でメンテナンス用の工具は殆ど見当たりません。
聞くだけ聞いてみるかと、ドアを開けましたがやっぱりダメ。
でも、「坂を下りたところにもう一軒ありますからそっちへ行ったら?」という情報を得て、気分はRPG状態。
そのお店に望みを繋ぎます。

お店に入ると、気の良さそうな店主さんが出てきて「こりゃー確かにひどいな〜、よし何とかしてみよう」と快く引き受けてくれました。

あとで地図を調べてみたら「宮下輪業」というお店のよう。

リムの歪みを完全に取ることはできませんでしたが、私と二人かがりでリムを曲げたりして、なんとか自走できるところまで修正できました。

地獄に仏とはまさにこのこと。

一段落ついたところで「お茶飲んでいきなよ」とお茶とお菓子を出してくれました。
「昔はこの辺も自転車屋多かったんだけどね〜。行商の人が多かったから。でも今は後継者もいないし、業者減っちゃったよ」とのこと。

「また通ることがあったら、寄ってきなよ。故障してなくてもいいから(笑)」

はい、そうさせてもらいます(゚∀゚)
そう思って改めてお店の中を見ると、何故かBD−1を売ってました。
……まさかこんなところでお目にかかるとは。

もしFASTBACKが壊れてダメだったらバラして送って、BD−1を買って帰ってくる手もあったか!!
……いや、どうだろな、それは(笑


前輪がブレまくりつつ、なんとか自走できるようになったので予定を切り上げて帰路に着きました。
すでにお昼はとっくに過ぎてPM2時。お腹は空いて当然です。

国道254号の途中にあった「麺彩空間あん庵」に入りました。
入ってから判ったのですが、私が大好きな武蔵野うどんのお店。
麺も100gずつ追加増量できるタイプで、最初から400gあるとのこと。
食べ応え十分です。

追加でつけた野菜てんぷらはカレー味の調味料が添付されていて、これまたGOOD。
私も100g足してよかったかな?



無事に荒川に到着し、あとは見知った路面を走ります。
荒川CRに着いたところで少し気が楽になってきました。
片道切符とはいえ、あと40km。なんとかホイールには持って欲しいところ。

秋ヶ瀬公園で一休み。

しかし時刻は既にPM5時過ぎで、秋の日はつるべ落とし。
すぐさま真っ暗になってしまいました。

まさかこんな時間になるとは思ってませんでしたから、フラッシャーしか持ってきていません。
暗闇の荒川こわー。

目をこらしながら、速度を落として進みます。
そして新荒川大橋に到着。
やった……な、なんとかなった!

と思うや否や、リムの横振れがひどくなってきました。
止まって確認すると、揺るんじゃいけないスポークが緩み始めてしまいました。
ひぃぃっ!!
ホントにギリギリ間に合った感じです。
これが10km手前だったら……と思うと青くなります。


Wingに到着して、前輪を借ります。
ALX430は廃棄。でもここまで持ちこたえてくれて、ありがとう。

しかしながら、SPD−SLのクリートは名誉の戦死です。 orz
流石に歩くための道具じゃないですからね……。


新品に交換です。うん、これでよしっと。



教訓:走ったことの無い下り坂でスピードを出しすぎるのはやめましょう。知ってる坂でも安全運転。

 右肩を打撲しただけで済んだのは奇跡的。


Category : サイクリング | コメント(2) | 22:10

毛が無かったようで良かったですね(アレ?)。

車でコレやると洒落にならないんですよね〜。体は無事かもしれま
せんが、場合によっては3桁諭吉が飛んでいきます。

ともあれ、新しいパーツ買う理由ができたとか?転んだら起き上がる
理由を直ぐに作ってしまうのが、我々ダメ人間の性ですよね(汗)。
2007/10/10 22:31/投稿者名:をこち屋


ホントに怪我しないで帰ってこれてよかったです。
自走できなくてどうしようか考えたときに、をこち屋に電話して回収を手伝ってもらおうかと一瞬考えたりしました(´・ω・`)

しかし、さすが我が盟友、よく判ってらっしゃる(笑)
ホイール自体は4万円弱なので金銭的ダメージは……まあ、まだマシなんですが……(´Д `;)この後が怖いです。
どうせ買うなら……って10万円握り締めてるのは何故?

2007/10/11 09:03/投稿者名:珠ち



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2008/8/15〜