3年ぶりにメインPCを入れ替え中の元パソヲタ野郎が、自転車生活な日々を綴っています。
 
▼迷走地図 〜走行の軌跡〜
検索キーワードでよく来訪いただくコンテンツはこちら。
tektro RL-520 / ●NITTO B263AA / ●(09)Ksyrium elite & ZONDA / ●BOMA Allumer / ●エクスウォーカー

荒川上流方面へのツーリングルート(アプローチ編)

2009年 スーパーマウンテンバイクカップの写真集はこちらから。

[Valid RSS]
Powered by -PAWGES- V0.2.2α


2006年07月12日
ポタリング帰宅


土日に高熱を出して帰るに帰れず、会社のマンションで寝込んでまして、病み上がりの私は走れる限り歩道を通ってゆ〜〜〜〜っくり帰ろうと考えたわけです。

そう、ポタリングです。

ポタリング(puttering)とは、自転車でブラブラ走ること。
風景を見ながらノンビリ気ままにサイクリングする、そんな状態をそう呼びます。
車道を走るとどうしても注意をすべて前方、後方に払ってしまう上、速度も常に25km/h以上の走行になり、『情景』を感じるような余裕はありません。むしろ味わっていると事故や大けがをする可能性が(つД`)アリマス

ですからポタリングをする人の多くは、14〜18km/h位のゆっくりとした速度で走ります。歩道を走るにはこれくらいでないと危険ですし、車道に出るとむしろ迷惑になりそうなスピードです。

通勤や通学など目的地が決まっていて、さらに到着時間を拘束される場合には不向きな走り方ですが、しかしこのポタリングで意外な事実が判明することに……。


まず事務所から甲州街道を新宿方面に進み、中野通りを目指します。
笹塚付近の風景は見慣れていますが、逆にこの辺は歩道を走ると風景を見る余裕がありません。歩道に人があふれているからです。さらに、放置自転車が輪をかけて通りづらくしています(´へ `;)
加えていえばシティーサイクル……わかりやすくママチャリと呼びますが、ママチャリが暴走と言えるような速度と不安定な走行で突っ込んできます。これが一番怖い。
私が乗っているようなスポーツサイクル(ロードやスリックMTB、クロスバイク等)は逆に歩道をゆっくり走ります。というか、ちょっとペダリングするだけで速度が出てしまうため、どうしてもギアを落としてゆっくり走らざるをえないのです。ですが、ママチャリにのっているオバちゃん、おっちゃん、その他もろもろの方々は結構無理して人の隙間を疾走していきます。本当に見ていて怖い。
また、ママチャリに乗っている人の多くがどうやら自分は「歩行者」であると思い込んでいるらしく、歩行者に対しても優先権を主張します(´・ω・`)
代表的な例はベルを鳴らして歩行者を退かす、です。皆さんも一度は味わったことがあるはず。
今日は特に歩道から出ないという原則があったので、この印象を強く感じました。

さて中野通りです。
中野通りは車道を走ることが多いので見たことのない風景だらけでかなり楽しかったです。いつもなら看板なんか視線の脇をサァァァッと流れていくだけの色のカタマリですからね。そういえばヘアサロンだったか喫茶店だったか忘れましたが、ピンク色のラクダの大きな置物が店先に置いてあって、一瞬ギョッとしました。

中野駅を過ぎると、新井薬師になります。
ちょうど新井薬師公園の入り口が中野通りに面しているのですが、そこから小さな池が見えるんですね!! この方向は夜中にしか通らなかったからぜんぜん気がつかなかったヨ!!
検索してみると、どうやら『ひょうたん池』というらしいのですが、小さな池の割になんだかえらく沢山の人が釣り糸を垂らしていました。……釣り禁止とかじゃないのかな?

そうそう、ちょうどこの辺を走っていたときにも遭遇しましたが、どうもスポーツタイプの自転車が歩道をゆっくり走っていると必死に抜いていこうとするママチャリがいます。
この日はOL(?)っぽい人でしたが、この前は流して(ペダリングしないで)いた坂道の下りで高校生らしいあんちゃんが猛烈アタックをかけて抜いていった後、歩道に乗り上げるのに失敗してヘッドスライディングしていました。なむ(=人=)

哲学堂公園前の新青梅街道をセブンイレブンで左折してからはしばらく歩道がないか極端に狭いので車道をそれなりの速度で巡航。

板橋仲宿で川越街道に合流したところで本来なら左折して環七を目指しますが、今回はあえて直進。自分の土地観が確かならこのまま進むと北本通り(R122)にぶつかるはず。

進んでいくと、妙にタクシーが沢山通ります。理由はすぐにわかりました。そこには帝京大学病院があったのです。……こんなところにあったっけ、帝京大学病院(笑
さっそく土地勘が怪しくなってきましたゾ(つД`)

しかしまあそのまま直進します。環七と平行して走っている限り、間違えようがないのです。自分の方向感覚を信じればいいのです、簡単なこと!!(゚д゚)

簡単なことの結果→






俺はいったいどこを迷走していたんでしょうか……
   ∧∧
   /⌒ヽ)  コンナハズジャナカッタノニ
  i三 ∪
 ○三 |
  (/~∪
  三三
 三三
三三三


何で帝京大学病院を半周してるんでしょうか、って言うか方向逆行って、さらにまた逆進んでるし!!

もうね、何がなんだかね(笑

そんな感じでいつもの環状七号線、ちょっと長めの下り坂を流石に今日は50km/h出さず、歩道を下って家路に着きました。
地図にも書きましたが、途中に区立中央公園っていうのがあって、そこがまた結構綺麗なところでした。今度ちゃんと公園の中まで入ってみようっと。

ここまででお気づきかとおもいますけど、実は今回ポタリングのクセに写真を撮っておりません!!
……途中でカメラ(携帯)をカバンから出そうかと思ったんですが、どうもなにか億劫でそういう気分になれませんでした。ちょっと後悔。

さて、記事の最初のほうで書いた「意外なこと」というのは何か、というと実は時間。
あんまり意外じゃなかったかもしれないですが、私にはそれなりにショッキングな出来事でした。
というのも、以前に「思いっきり漕いでも、それなりの速度で走っても10分くらいしか変わらない」と書いたことを覚えている方もいるかと思いますが、今回はほぼすべての路面で16km/h前後の走行をしていたにもかかわらず、やはり思い切り漕いだときとの時間差は10分と変わりません。想像するに、信号でのストップアンドゴーが多すぎる、車道で車を先に行かせるための徐行走行が結構あることが原因で時間差が出にくい結果になったようです。下手をすると、ママチャリで走ってもあまり変わらないのではないか!?と疑ってしまうほど。実際にはママチャリだと登坂が厳しかったり、加速の問題など到着時の体力に影響が大きそうなので実用的かどうかビミョウですけれど……。
LSD目的で走るのはいいでしょうし、ここらへんはどう目的を持つかで分かれますが。
(ポタ気味のほうがいいか、ある程度の速度で巡航したほうがいいかetc……)

もうひとつは、熱が出て体力が落ちていたにもかかわらずペダリングが軽かったということ。ある程度の速度を維持することは厳しいというよりも無理でしたが、ぺダルをまわすという行為自体は非常に軽く感じました。
……やはり、どうやら足の筋肉が疲労しまくっていたようですね。
休みを入れることは大切だ、とことさらに学びました。学生のころに比べると回復力の衰えが良くわかる出来事でした。


Category : サイクリング | コメント(0) | 20:42

●前の日へこの日の記事を全て表示する次の日へ●

 

 

 

 

 

2008/8/15〜