日曜日のお話。
最近午後スタートが多くて距離を走れていなかったので、この日は5時に起きて準備を整え見沼HRに向けて出発。
早朝の芝川CRを北に向かって進みます。
にしても、午前6時前くらいはランニング、ウォーキングの人たちが結構CR上に居ますね。涼しいうちに身体を動かそうということでしょうか。
いつものように見沼HRをひた走り、写真は東武野田線を超えたあたりです。
普段は休憩場所にしている瓦葺中前の公園をスルーして、そのまま北上を続けます。
今回は利根川を経由して江戸川から戻ってくるルートを考えていたので、なるべく休まず大堰に到着することが目標。
可能ならお昼過ぎには荒川のレストランさくら前に到着したいと思っていました。
そんな感じでしばらく走ると、途中から私の前に二人ほどローディーが出現。
……というか、ポケーッと走っていたらコースを間違えて、軌道修正中に一人追い越されてしまいました。
しばらくの間、ちょっと車間をとって前二人にくっついていったんですが、先頭を走っていた人が少しまごつき気味だったので、勢いで前に出てしまいました。
出ちゃった以上は仕方ないので距離を取ろうとギアを上げましたが、お一人が私についてきて、そのあと「空模様が怪しいですねー」とか「今日は走ってる人少ないですねー」など、世間話をしながら大堰までの30kmを平走しました。
途中、秩父線を越える良いルートを教えてもらったり。
なるほど、こんな道があったのか……。今度からぜひ使います(´д`)
で、このまま大堰にゴールかと思いきや……なんと直前でフロントがパンク!
ひぃー、ついてない。
ここでその人とはお別れし、私はパンク修理をするハメに。
Madone5.0の方(名前を聞かなかった……)、道中楽しかったです。アリガトウゴザイマシタ!
この方はこの後やはり利根川CRから熊谷方面に抜けていかれたようです。
ふむ、今度は大堰→熊谷→荒川CRで帰って来てみましょうか(´Д `;)
ちなみにチューブはバルブの根元が切れて破れたようで、パッチが出来ず……。
NEWチューブに交換しました。
さて、利根川CRは大堰に向かって右側の行田サイクリングセンターから入ることが出来ます。
サイクリングセンターで少し緩めだった前輪にもう一度空気を入れなおして、しばし休憩。
自動販売機でキリンレモンとドリンクの補充し、汗でザラザラになった顔を洗ってさっぱりしたところで、リスタートです。
行田サイクリングセンター脇のスロープを上がると利根川CRの看板は『151.0km』。
千葉県の外房に行くにはあと150km以上走らないといけないんですね(´д`)
その利根川CRはというと、物凄い量のバッタが飛び交ってます(;゚д゚)
河川敷が水浸しになった時、土手の上にあがってきたようでよりに寄ってホイールに突っ込んでくるんですよね……。
とはいえ、舗装されているから走りやすい〜。
……と思ったら、突然舗装がなくなりました・゚・(ノД`)・゚・。ウワァァン
流石に一度パンクしているから、この道に突っ込んでいく勇気はありません。
そこで、土手下の河川道路を走ることにしました。
幸いにして水はひいており、一部泥が乾いた部分がある程度で走ることに問題はありません。
でも打ち上げられた鯉の屍骸やらが時々ありましたが……。
しかし、これが大失敗。
河川道路に下りたスロープは良かったんですが、それ以外は全てが全て『泥水の道』でまともに走ることが出来そうにもありません。
つまり、いつまで経っても土手上にあがることができません!
しかしそろそろ土手上には自転車で走る人の姿がチラホラ見え始め、舗装された路面が現れているのが窺えます。
ううっ、あがりたい……。
ええいっ、行くしかねぇぇぇっ!!
泥水をビシャビシャ車体に浴びせながら、やっとのことで上りきる私。
そして、無残に泥まみれになったFASTBACK……。
シクロクロスじゃないんだから・゚・(ノД`)・゚・。ウワァァン
何とかしないとなぁ……と思っていたところに救いの手が!
加須サイクリングセンター!
行田サイクリングセンターとほぼ同じ作りのサイクリストのオアシスが目の前に。
水場で顔を洗って一息つき、車体はとにかく泥でひどいことになったホイールを洗います。
大まかに泥を落として、しばし乾燥。その間にドリンク補充を行います。
日差しが出てきてから気温がヤバイことになってきましたから、水分の枯渇は即死につながります(´Д `;)
しばらくして車体も乾き、ふたたび走り出すと『加須未来館』という近代的な建物が突然目の前に現われました。
しかし、近代的なその建物と反するように土手は再び砂利道へ orz
また河川道路に下りるか、と思ったらスロープは完全に水没!!
あーもう、どうすれば……。
諦めて一般道を走ることにしました。
あたりの風景は……おお、旅情派!
こりゃサイクリングロードを走るよりもいいかもー。
田園風景を眺めながら、速度も20km/h近くまで落としてポタリング。
今回のサイクリングで一番ノンビリした瞬間でした。
利根川の土手を左手に見ながらしばらく走りつづけ、そろそろいいかな?と土手上にあがってみましたが、やっぱりまだ砂利道。
もう少し一般道を走るか……。
その一般道もこの『東川用水路』に沿って走っていくことになります。
結構判り易いですね、ハイ。
そして利根川橋までやってきました。
利根川橋から河川敷を見ると……おっ、ここは完全に水没している。
まだまだ台風の影響が残っているようです(´д`)
ひとまず、橋下の『八坂神社』にて休憩を取ることにしました。
W-ZERO3の現在地表示ソフトで周辺マップを確認し、作戦を考えます。
このまま土手沿いに走り、新幹線の高架下をくぐってから利根川CRに復帰するのが良さそう。
そこでもう少しだけ一般道を走ります。
やっと利根川CRに復帰です。
表示は『127.5km』、行田サイクリングセンターから23kmしか走ってません。
荒川でいうと、新荒川大橋から河口までと同じくらい。
流石に初めて走った道は長く感じるものです。
そのまま走っていくと、河口までの表示が突然50km台に。
そして左手には関宿城が!
まさか、こちらからのアプローチで初めて見ることになるとは思いませんでした。
だからという訳でもありませんが、今回はパスしてそのまま下流へ向かいます。
このとき既に11時少し前。
うーん、こりゃどう頑張っても13時にレストランさくらへ到着できるか微妙。
しかし走らないわけには行きません。頑張らねば。
江戸川は河川敷がほぼ水没していました。
グラウンドというグラウンドは全て泥水の下。
……本当にこのまま下っていって大丈夫なんだろうか?
なんて心配をしていましたが、もっと深刻な事態が発生。
ぐぅぅぅ……
お腹が……お腹が空きました('A`)
補給食持ってきてません!(またか
やばい、何とかドリンクで誤魔化してきたけどソロソロ限界!
……どこかで、なにか食べるものを……手に入れねば。
しかし、川に沿ったところに食料を調達できそうなお店は見当たりません。
走ること数十分。
目の前に見覚えのある店構えが……こ、ここは……。
江戸川のオアシス、シンザカヤ!!
……もうお店は閉店されてしまったけどorz
それでも自動販売機は稼動中。
ボトルの中のドリンクも尽きてしまっていましたから、補給するために立ち寄ります。
糖分の多そうな甘ったるいジュースとスポーツドリンク、水を購入して少し休憩。
んぐっ……んぐっ……ぷはーっ、よし少し力が出てきた!
でも長くは持ちそうにありません。
くそー、ハンガーノックの怖さは判ってたんだがなぁ。マヌケめ。
更にお昼を過ぎてから徐々に向かい風が強くなってきます。
江戸川といえば南からの強風。
こんな状態でこれ以上走れないよ……。
そこへ現れたのが、ヤマザキショップ!!
本当に涙が出そうなくらい、嬉しかったです。
助かった……。
フラフラの状態でお店に入り、お弁当とお茶を手にレジへ。
店内にテーブルがあり、そこでご飯を食べることが出来ます。ちなみに、ラーメンやらお蕎麦やらもオーダーできるらしく、あとで麺類にしても良かったかなぁと思ったり。
ともあれ、ご飯を食べはじめると、全身に血流が流れていくのが判ります。特に太股。
ぷはーっ、ご馳走様。
お店の出際に思わず敬礼したい気分にかられつつ、再びFASTBACKに跨ります。
このとき既に13時近くになっており、あと30分で待ち合わせ場所まで行くのは無理(苦笑
遅れる旨をメールして、再び江戸川を下ります。
しかし立ちはだかる南風。下ハンを握っても25、6km/hしか出ない……。
そんな状態で最後のほうは足を攣らせながらもやっと流山橋に到着。
江戸川を離脱です。はぁーーー。疲れた。
ここからは流山草加線をひた走ります。
そして芝川CRから荒川CRのレストランさくら前に出たのが15時。
1時間30分の遅刻(´・ω・`)
ココまでの走行距離は161kmでした。
という訳で、江戸川を河口まで行って荒川CRをあがってくれば合計210kmになる計算。
うむむ、なかなか面白いかも。
……でも風向きを考えると、荒川を下って江戸川を上り、利根川CR〜見沼HRで帰ってくるほうが正しい気が!?
更に菖蒲仲町から県道12号で太郎衛門橋に出て再び荒川CRで戻る大周回ルートか???
|