事務所に○坂二号(○には好きな漢字を入れてね!)と呼ばれているMTBルック車があります。廃車寸前になっていた○坂君の自転車を私が勝手に改造している自転車なのですが、これがもうイロイロツッコミどころ満載。
まず、ドンキ▼ーテ秋葉原店で購入したらしいのですが、買ったとき既にギアチェンジするとチェーンが外れるという有様で、常にトップギアを踏んでいたという話でした。
更に通勤で使っていた&野外保管だったのでチェーン、スプロケ他が錆サビです。
そこで昨年、私が廃棄しようと思っていた中古ホイールやらハンドルやらリアディレイラやら(これが一番大変だった)を装着し、なんとか乗れる形に改造しました。
流石にVブレーキとチェーンは新品買いましたが。
そのときクランクも動きが怪しかったのですが、面倒だったこともあって交換せずに放置。
ところが、そんな中途半端な状態にしていたツケが一昨日発生してしまいました。
ご飯を食べにいくためにスタッフの一人がこの自転車に乗ったところ、ボトムブラケットの左ワンが緩んで外れてしまい走行不能に。その場は何とかごまかして使ったのですが、流石にこのままにしておくワケにはいきません。
そこで、自宅に放置されていた元MESA GSのクランクとMV2ProのBBを移植しちゃえ、ということになりました。
元からついていたBBは一般軽快車に使われるタイプ(カップ&コーン)のもので、シールドカートリッジ式ではありません。
左ワンはもともと緩んでいたわけですので比較的簡単に外れましたが、右ワンがどうにもこうにも外れない。そこで556をネジ目にふいてしばらく置いた後モンキーレンチで回したら辛うじて外すことができました。専用の工具を使えばもちっと楽だったかもしれませんが、こんなところにお金を使う気にはなりません(笑)
幸いなことに(左側は緩んでいたせいでちょっと錆が出てましたが)BBシェル内は想像とは違い殆ど錆びていませんでした。
パーツクリーナーを持ってきていないので、556とティッシュでネジ目を掃除します。
ちなみに中からでてきたベアリングはこんな酷い状態。
酷いというより悲惨というべきか……。
錆はういているわ、左側のベアリングは緩んだまま走ったせいでリングが歪んで球がポロポロと落ちてきます。
このままゴミ箱行き。
MV2ProについていたカートリッジBBはRPM製で、まだ1000km程度しか使っていないためごく普通にスムーズな回転。
ネジ目にグリスを塗りこんでシェル内にセットします。
クランクはACERAグレードなんですが、44−32−22のチェーンリング構成で、元々付いていたターニーの48−34−24に比べると一回り小さく、FDと相性が悪いみたい。
もっとも、これまた元から付いていたフロントディレイラの動きが怪しく、どうやっても内側2枚分しかシフトチェンジができません。しかもこの手の自転車だと六角レンチじゃなくて普通のボルトナットタイプだからメンテナンスし辛いことこの上なし……。
……こりゃ以前に間違えて買ったLXのFDを使うときが来たか!
とりあえず、今の状態でもFDを動かさなければ安心して他の人を乗せることができます。
これまでは時々チェーンが落ちててめちゃめちゃ不安だったので(笑)
おまけ。
MESA GSのステムを交換です。
他に良い長さのステムが手元になかったので使っていた、バリアブルタイプ『SATORI−RX』はどうしてもその構造からハンドルを引く動作をすると「パキッ」と音が鳴り、精神衛生上よくありません。坂道なんか上った日には折れるんじゃないかと不安で心拍数が50%増しになってしまうくらい鳴ります。
そこでFSAのXC−150をWing122で購入。店長さんにお安く売っていただきました。いつもすみません(*´д`*)
スペーサーが足りなくて恥ずかしい状態なのは見なかったことにしてください(´Д `;)モッテイクノヲワスレタ
今はもちろん埋めてありますょ(苦笑)
このXC−150はちょっと長めの120mmを購入。 |