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■我慢できなくって……
……少々前の話になりますが、我慢出来ずに買ってしまいました。
『Bulldozer』コアのAMD FX8120です。
昨年末にリリースされてから、非常に評判が悪いというか、ベンチマーク方面で全く振るわないこともあって地雷といわれている、アレです。
が、価格が安く(16〜18千円)、同価格帯のi5-2500kと比較した時にはボチボチな性能。
デスクトップ初の8コアという魅力もあります。
(……4C8Tと言われても仕方ない仕様ではありますが)
次期バージョン『piledriver』まで待とうとも思っていたんですが、1年先になりそうな気配ですから……。
昨年末にお安くなっていたPhenomIIX6を狙っていたら、乗り遅れて市場からなくなってしまったというのが真実なのですが、いいんです、2年ちょい使ったPhenomIIX4からアップグレードしたかったんです。(´・ω・`)
ソフマップで15,980円。
パッケージが『缶』です。これはちょっとコレクション的な……?
CPU形状はコレまでのAthlon64/Phenom系と同じ。特に変わりません。ソケットも『AM3+』です。
さて。
■がっかり性能? という程でも無い。
稼働させてみます。ベンチマークは……。 う、うん(´・ω・`)こんなものかな。
しかし、オーバークロック耐性は悪くありません。
FX8120はBlack Editionなので倍率解除できます。
定格は3.1GHzですが、空冷で4.2GHzまでは回せました。
発熱と安定性のバランスを考えた結果、4GHzで常用しています。
それを踏まえて、動画のエンコード。
私はクリッピング等が楽なので素のAVIUTLを愛用していますが、そのままの設定だとCPUパワーを使いきりません。
これは「自動フィールドシフト」を使っている場合とMPEG2のデコーダーが原因の場合が多いようです。
「自動フィールドシフト」は、デフォルトではスレッド数が「2」になっていますが、これを増やすとフレームレートが上がります。
しかしコア数の「8」を指定するより「16」にしてあげるのが一番レートが高くなりました。当初は「6」がバランスが良かったのですが、16にすると10%アップ。
それでもCPUパワーを使いきってませんので、ここはフィルタの作り次第ということでしょうか。
ちなみに、インタレ解除をしなければ、ほぼCPU100%付近でエンコードし続けています。
同条件でPhenomIIX4(3.2GHz)とフレーム数を比較してみました。
(x264で1pass-vbrな1440x1080→960x540のmp4として出力。細かい設定は省略)
●自動フィールドシフト
・PhenomIIX4(3.2G) 22.5fps
・FX8120(4G) 29.5fps
PhenomIIX4(4GHz)仮想fpsが28.1fpsですので、クロック当たりの効率は若干FX8120の方が良いのですが、コア数の効果は薄い。
●インタレ無し
・PhenomIIX4(3.2G) 32fps
・FX8120(4G) 48fps
PhenomIIX4(4GHz)仮想fpsが40fpsですので、FX8210の方が20%高速。
これだと効果はたしかにあるんだけど、うーん、正直アーキテクチャの評価としては難しいトコ。
それでもOC耐性を考えてCPU単体としての能力で見たら、そんなに悪くありません。
OC前提なんてオススメも出来ませんけど、ネ。
■言われている程、熱は出ない。
『爆熱!』とよく言われますが、空冷で十分イケてます。
電圧を下げて使いたいところですが、残念ながら今回購入した個体は1.4Vでないと4GHzは安定しません。
定格3.1GHzなら1.25Vで稼働します。(1.25Vで4GHz稼働している人が羨ましいです(;´Д`))
C1Eステートも、AMD PSCheckを見るかぎりHPC modeで動いているようなので問題無し。
エンコード中も4GHzからクロックが落ちることはありません。
PhenomIIX4はエンコ中もちょっとタスクが緩むとクロック落としちゃうんですよね。発熱対策にはいいんですが……。
fpsのベンチ取るときはハイパフォーマンスモードでC1E切ってました。
■それでも『Piledriver』が出たら交換する
Phenomの時もそうですが、『PhenomII』になってやっと本領発揮という状態でしたし、昔からその流れは変わっていない(K6→K6-2、Athlon→AthlonXP)ので、『Bulldozer』はつなぎで買った、と言い切っても良いでしょう。
でも、このパターンって、CPUからパソコン生えるんだよな……。
素直に『IVY Bridge』にする方が、精神衛生上よろしいのかもしれませんケド。
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